2012年05月20日

バイオリズムって…

先日、大変体調の悪いときがありまして、「あー、もしかしたらバイオリズム下がってるのかなー」と思い調べてみたところ「絶好調!」だったんですね…
で、ふと思ったのです。
「そもそも、バイオリズムって本当にアテになるのか?」
と。

そこでちょっと数字の面で考えてみました。
今年僕は42歳になります。丸々42年として、これまで生きてきた日数を計算してみると、

42年*365.25日(うるう年含む)=15340.5日

となります。
こんなに生きてきたんですねぇ。
さて、しみじみしてないで、次を考えます。
バイオリズムの各要素の周期は大体30日前後ですから、30日がこの日数のどの位の割合に当るのかを計算してみます。

30日/15340.5日≒0.002(0.2%,1/500)

です。
工学的に考えたら、これはもう誤差の範囲ですよ。
一つの周期が誤差といえる範囲に収まってしまう。
もちろん人間は機械ではありませんが、だからこそ揺らぎも大きい筈ですね(それが生き物の魅力!)。

「バイオリズム」というものは、細く長く生き長らえているという印象があります。何故なくならないかといえば、恐らく「生まれてからの日数」という、大変扱い易い「数値」に基くものだからでしょう。更にパソコンのプログラム実習等にも組み込み易く、出回っているフリーソフトの中にはその類のものも多いと思います。
「バイオリズム」という理論(?)そのものの正当性って、果たして検証されたことがあるのでしょうか?

もしかすると、人間は工学的には説明できない「何か」に支配されているのかも知れません。
それは否定できませんから、「バイオリズムはアテにならない」と断言することはできません。
が、「僕は」今後アテにしないことにしました。
posted by T.Arai at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月18日

スワロフスキの色名がわからない…

スワロフスキのピアス
ホワイトオパールGシャドウ???
この間、貴和製作所でいい色のスワロフスキ見付けちゃったんで、定番の形ですがピアスにしてみました。上に付いているのは石座付きのCZパーツです。

見付けたスワロフスキは、「ホワイトオパールGシャドウ」という、これまた「何色」なのかが全く判らない名前です(笑)。乳白色半透明で、部分的に薄い褐色がかった透明部分がある、という感じですね。

一度「下げる」形にしてみたのですが、どうも収まりが悪いので、あまり使いたくない手なのですが、ピアス軸と石座を接着で留めました。多分テグスで編み付けることもできますが、拘って無理して見栄えが悪くなるよりは、この方が良いと思いまして。
posted by T.Arai at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ビーズ 創作

2012年05月11日

緑が映える季節

横浜・新緑

少し前の写真ですが、横浜は大桟橋近くで「縦のパノラマ撮影」をしてみたものです。
緑が映える季節ですね。

因みに、この後「オクトーバーフェスト・春」で飲んだくれてました(笑)。
posted by T.Arai at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月07日

低価格タブレット

低価格タブレット
低価格タブレット、結構使えますよ
仕事がら、CADデータや数表を持ち歩きたいことが度々あるので、タブレットPCを買ってしまいました。とはいっても、前に書いた通り「拘り」というものがなく、目的の使い方さえできればそれで良い(勿論格好は良い方が嬉しいですが)訳です。そして何より、iPad等やメジャーなメーカのタブレットPCを購入するゆとり等ありません。必然的に、いわゆる「中華タブレット」に行き着くのです。

必要なのは、
1)CADのデータ(立体のデータ)を表示させ、動かすことができる性能を持っていること(出向いての打ち合せに必要)。
2)WiFiが使えること(とりあえず3G回線等はいらない)。
3)使用時間が長いこと(持っているネットブックAcer Oneは2時間程度でアウト)。
4)Skypeが使えること。但しビデオはどうでも良い。
5)スピーカを内蔵していて、直接音声や音楽を再生できること。
6)パネルが静電式であること。
7)できるだけ多くのアプリケーションが使えること。
8)A5程度の大きさで、持ち歩くのに邪魔にならず、重くないこと。
等です。

結局選んだのはONDAのVi10という機種です。
ただ、使えるまでの面倒な設定はしたくないので「日本語環境設定済み」という、とてもPCマニアとは思えない選び方をしました(笑)。
まぁこういった場面でも「使うのが目的であって、そこに至るまではどーでも良い」という、全く「拘り」なしな思想なんですよ。
ainol Novo7 Paladinというもっと低価格なものにも惹かれたのですが、CPUの仕様上使えるアプリケーションが少ない、という情報があったのでやめました。

さて、こういったものは、実際に動かしてみないことには十分な評価はできず、CADデータを表示できるアプリは結構探しましたが、結果的にArchitecture3D.co.ukというところが公開しているSTL File Viewer(Free)というものを入れてあります。生のRhinocerosデータは表示できないのですが、造型等に使うSTL形式のデータを表示でき、結構滑らかに動きます。少なくとも、自分の目的としてはこれだけ動けば十分、というレベルです。写真に写っているのは、テストで読み込んだ5本爪立爪リングのデータです。

DropBoxも使えるので、メインのPCとのデータ受け渡しも問題ありません。
その外、Skypeはビデオ通信も可能です。
あとはradikoが対応して欲しいのですが…そうすれば仕事しながらJ-WAVEが聞ける…

こうなってくると、やはり外でも通信できた方が便利なので、EMOBILEを復活しようか考えているところです。
posted by T.Arai at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ジュエリー CAD

2012年05月06日

彫留の工程

今日は、ジュエリーの制作に関わっていない人はあまり見る機会のないであろう、彫留の工程を写真でご紹介しましょう。
今回石留を行うのは1/200ct(直径1.0mm程度)のダイヤモンドを連で留めたハーフエタニティリングです。

彫留
これがスタート時点での状態です。既に石座の下穴はラウンドカッターで整形済みです。ぺろーんとした表面に、点々と穴があいているだけで、変な感じですね。

彫留
毛彫りタガネで両側に線を入れ(枠取り)、石座の両側を内側に向かって切り落とします。これは見た目も着け心地も悪くなるバリを残さない様にする為です。それから石座の間を丸毛彫りで切り落とし、爪を起こします。石の直径が凡そ1.0mmですから、爪の大きさは0.2〜0.3mm程度です。
この中で一番難しいのは、意外かも知れませんが両側の枠取りです。曲面に同じ幅で真っ直ぐに長い線を彫るというのは非常に難しく、平面に線を彫れるからといってできるものではありません。

彫留
石を一つずつ留めていきます。しかし、石の直径や全体の厚み、ガードルの厚みにはばらつきがある為、テーブル面を揃えて並べてく為には、それぞれに石座の調整が不可欠です。1/200ctの石留に於いて、0.1mmの違いは「ものすごく大きな違い」なのです。爪の大きさや位置、形にも気を配りながら留めていきます。爪が揃っているか否かは、丁寧に創られているかどうかを見る大切なポイントです。

彫留
留め上がりました。これを磨くと完成です。


いかがでしたか?
こういった一つ一つの作業が丁寧に行われているかどうかが、仕上がりの良し悪しに現れてくるのです。

デジタルの限界
ところで、「CADで最初から形を作っておけば良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。しかし、それは無理なのです。

この写真は、CADでデータを作り、ワックスの積層造型をして鋳造したものです。一面に細かいウロコの様な模様がありますよね。これが積層縞です。機械を使った造型はデジタル処理ですから、必ずこういった「段々」ができてしまうのです。
これを作った造型機は、今一般に利用されているものの中ではかなり品質が高い、つまり仕上がりの綺麗なものです。それでもこれだけ「荒れ」ができてしまうのが、いってみればデジタルの限界です。

勿論こういった状態で「良し」とするのであれば、物理的には石留は可能ですが、果たしてそれを喜んで欲しがるお客様がいらっしゃるでしょうか?
CADや機械加工の寸法精度と、手加工の品質、それぞれに補い合えば、より良いものが作れます。将来的には機械の加工品質も上がっていくでしょう。
しかし、「今の限界」を見極めて、それに応じた制作をしなければ、品物として良いものは創れません。
ものづくりとは、そういうものです。
posted by T.Arai at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作の周辺

拘(こだわ)り? ないよ、そんなもの

先日友人から「拘りがある」といわれました。

僕自身の感覚では、「拘り」ってのはありません。
というより「拘り」ってキライです。

国語辞典を引くと、「拘り」というのはもともと良い意味ではありません。「ちょっとしたことを必要以上に気にする」だったり、「つかえたりひっかかったりする」だったり。
同じ辞典に「近年、妥協しないでとことん追求するような、肯定的な意味でも用いられる」とも書かれているのですが、一般的にはもっと限定的な使われ方をする場合の方が多い様に思います。
例えば「○○は△△に限る」とか、「□□産以外はダメ」とかを指して「拘り」といってる訳です。

そういう意味に於いて、僕は「拘り」って大キライなんですよ。

「拘り」を主張する人は、何らかの経験の上でそういっているのかも知れません。でもこの「拘り」は、視野も可能性も狭めることにしかならないんです。いってみれば執着であり、信仰じゃないですか。信仰というのは本人の為にしかならないと僕は考えてます。つまり自己満足ですね。ですから、少なくとも仕事に於いては単なる足枷にしかなりません。

ジュエリー関係の職人さんには、残念なことに道工具に対してこの手の「拘り」を持つ人が多くいます。特に僕が日常的に使っている「彫刻台」に対しては、拒否反応を示して「ヤニ台じゃないとダメだ」みたいにいう人、多いですね。でもそういう人に限って、実際に彫刻台を使ったことがなかったりするんですよ。或いは、ちょっと使ってみて「ダメ」みたいな。因みにこの場合は「使い慣れない」と「使い難い」を混同してます。

僕が何かしらの物や方法を選ぶとき、それは「より良い結果を得る為」の合理性の結果であって、何かに拘っている訳ではまずありません。ですから、もっと良い結果を出す物や方法が見付かったら、あっさり変えます。

僕がミルを打つとき、実際に「打つ」ことはありません。「押して」いきます。彫金のテキストには「打ち方」も載っていますが、試行錯誤の結果、押す方が綺麗に仕上がることが判ったからです。工具もいっときはミル用に加工したナナコタガネを使っていましたが、今は赤タガネに切り替えました。でも、もっと良い方法があれば、又変えます。
タガネの彫刻は和彫りですが、それは単に洋彫りの経験がないからで、別に拘っている訳ではありません。青タガネの方が刃先が丈夫ですが、超硬タガネの方が光沢が綺麗に出るので、そちらを使います。

全てはそこに合理性があるか否か、です。


余談ですが、「ミルを打つ」って日本語、変なんですよね。
「ミルグレイン」とは「千の(mil)粒(grain)」だそうで、そう考えれば打つのは「ミル」ではなく「グレイン」の方です。
posted by T.Arai at 19:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月30日

ミルグレインのサンプル

ミルグレインのサンプル
ミルグレインのサンプル
ミルグレインのサンプル
ミルグレインのサンプル
1本のリングに6種類のミルグレインを施してあります
デザイナーさんの要望でミルグレイン(=ミル打ち)のサンプルを創りました。

「見本」である為、1本のリングに6種類のミルグレインを施してあります。一番小さいものは幅が凡そ0.3mm、次が0.5mmで、それぞれ「丸い輪郭が見える連」と「丸い輪郭を出さず、球面を四角く切り出した連」を作りました。
「ミル」というと「丸い輪郭」を要望されることが多いのですが、丸が続くと必ずその間に三角形のデッドスペースが生じます。この部分は光沢が出ません。隙間が一切なく、粒々の連に見える(四角く切ってあっても、それは球面の一部である為、ちゃんと粒に見えるのです)後者の方が、個人的には綺麗だと思うのですが… これは恐らく「四角く切ったミル=ローレットで作ったミル=大雑把な加工」という誤解があるからだと思います。今回作ったミルは、全て手で押して入れてあり、その為のタガネも作りました。ですから刻みは深く、光沢も綺麗です。
そしてあと2つは、今まだ試行錯誤中なのですが、側面まで丸いミルが2種類です。まさに粒金細工の様でしょう。こちらは通常のミルグレインの倍〜3倍位手間が掛かりますが、装飾効果は大きいですね。

ポイントは、全ての加工が「後加工」だということです。このリングも、元々は何の飾りもない厚みのある平打ちリングでした。それにタガネで枠線を入れて、ミルグレインを施した訳です。



ご存知の通り僕はCADを使っていますが、CADのデータでこの形を作って、そのまま鋳造だけでこうできるかといったら、中々そう思う様にはいきません。
鋳造すれば、その肌は「鋳肌」という、多少ざらついた状態になります。仕上げる為にはそれを研磨していく訳ですが、当然ながら出っ張っている部分は研磨され易く、凹んでいる部分は磨かれません。ですから、綺麗にしようと一所懸命磨くとミルの「粒感」は弱まり、逆に隙間に残る鋳肌が目立ってきます。どの様にして作られたミルかは、ルーペで見れば一目瞭然なのです。

どこまでを機械で、どこまでを手加工とするか。
この塩梅一つで、仕上がりには天と地の開きが出てきてしまうのです。
だからこそ、最良の結果を目指す為に、僕は「全てをCADで」とは考えないのです。
ミルを打つタガネもCADも、制作工程で使う道具に過ぎません。
どこで何を使うか、が大切なのです。



ところで、ネットで「ミルグレイン」を調べてみたところ、意外なことが判りました。
ミルグレインの発祥は「東南アジア」らしいのです。紀元前1世紀にインドで創られたイヤリングが、メトロポリタン美術館に収蔵されているそうです。
posted by T.Arai at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ジュエリー 創作

2012年04月24日

ハーブと塩麹

ロケット、クレソン、コリアンダー
一番育っているのがロケット、細い葉っぱがコリアンダー、小さく出ているのがクレソン
ロケット、クレソン、コリアンダー
間引いたものは今年の初物として頂きました
ゴーヤの芽
ゴーヤの芽も土を持ち上げてきています
ハーブが育ち始めています。
ロケット、これはルッコラとも呼ばれます。アーモンドの様なコクのある独特の香りのある葉っぱで、生のままサラダで食べます。コリアンダーはご存知香菜(しゃんつぁい)、パクチーとも呼ばれます。これまた独特の強い香りで、僕は「ドクダミの香りと似ている」と思っているのですが、中々人からは同意を得られません。
本当はもう少し育ってからにしたかったのですが、密度も高くなってきてしまったので、ロケットとコリアンダーを少し間引きました。間引いたものは今年の初物。ソースの類をかけてしまうと勿体ないので、オリーブオイルをサッとひと吹きしただけです。こんな小さい葉っぱでも、それぞれの強い香りがありますね。美味です。

育苗の形で種蒔きをしたゴーヤと瓢箪も、芽が土を持ち上げ始めています。芽が出てしばらくしたら、ポットに移します。
色々と楽しい季節です♪


塩麹
凡そ十日前に仕込みました
こちらは家で仕込んだ塩麹です。初めてなので上手くできるかどうかは判りませんが…
何故か巷では塩麹がブームで、大きいスーパーに行っても米麹が品切れで買えません。これはやむなく通販で購入したものです。麹はもう一袋あるので、近日中に新たに仕込みます。

新しいことはワクワクしますね♪
posted by T.Arai at 14:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月19日

ボコテ黄金比

ここ数日「ボコテの簪(かんざし)と黄金比」の記事にアクセスが多くあるんだけど、…何故?
posted by T.Arai at 12:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月18日

レンダリングの改良

にくきゅ〜
旧画像
にくきゅ〜
改良画像
レンダリングの改良を行いました。

改良の内容は、
1)ルースの鏡面反射が強過ぎたので、弱めた。→より実際の石の感じに近くなった。
2)ラジオシティにより、反射による間接光でも照らされる様にした。→不自然に暗い影ができなくなった。
です。

比較して頂くと、特にターコイズの下の部分の表現が大きく改良されていることが判ります。実際に白いものの上に石を載せたら、いわゆる「照り返し」で下側も明るく見える筈ですが、以前のものはその表現ができていませんでした。
僅かな改良ではありますが、こうした繰り返しの一つ一つが大切な経験だと考えています。
posted by T.Arai at 01:06| Comment(1) | TrackBack(0) | ジュエリー 創作